相続遺産の使いこみへの対処法

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相続遺産の使いこみへの対処法

■遺産の使い込みとは
遺産・相続財産の使い込みとは、一部の相続人が遺産・相続財産を勝手に自分のもとにしてしまうことをいいます。具体的な使い込みとしては、預貯金の引き出し、賃料の横取りなどが考えられます。

■遺産の使い込みへの対処法とは
遺産の使い込みへの対処法としては、以下の2つの方法が認められています。

〇不当利得返還請求
不当利得返還請求とは、正当な理由なく他人に損失を与えて利益を得た人が損失者に対して利益を返還することを請求できる規定をいいます。遺産の使い込みは不当利得に該当するため、使い込みによって遺産が損なわれた相続人は、使い込みを行った相続人に対して遺産の返還を求めることができます。もっとも、不当利得返還請求権は、不当利得があったときから10年間(遺産の使い込みがあったときから10年間)経過してしまうと時効により消滅してしまうため、請求をお考えの方はお早めに弁護士や司法書士などの専門家にご相談いただくことをおすすめします。

〇不法行為に基づく損害賠償請求
不法行為とは、故意や過失によって不法に他人に損害を与える行為をいいます。遺産の使い込みは故意によって不法に相続人に損害を与える行為であるため、不法行為であるといえます。損害を被った相続人は、使い込みをした相続人に対し、不法行為に基づく損害賠償請求を行うことができます。もっとも、不法行為に基づく損害賠償請求も、不当利得返還請求と同様、消滅時効が存在します。不法行為に基づく損害賠償請求権の場合は、被害者が損害と加害者を知ったときから3年間であるとされています。

不法行為に基づく損害賠償請求についてお考えの方も、お早めにご準備をなさることをおすすめします。

遺産の使い込み、相続についてお悩みの方は、瑞木総合法律事務所までお気軽にご相談ください。

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